ノラネコ日誌~日々是好日~

親なし子なしバツイチ底辺女「ノラ」と愛猫のサバイバル日記。

ノラの体験した怖い話 #2

さ、久しぶりに思いだしカキコです。オカルト苦手な方は回れ右(* ̄∇ ̄)ノ


「深夜0時の少女」


これは、私が引っ越してきて、丸一年経ってからの8月に起きた出来事。


夜中に寝苦しさで目が覚めると、自宅の前の私道から不思議な音が聞こえてきました。


「ピコッピコッ ピコッピコッ」


アレです。小さい子が履いているピヨピヨサンダルの音。その音が我が家の前の道を行ったり来たり。


「うるさいなぁ、どこの子だよ」


と、イライラしつつもさして気にせず、エアコンを入れ直して寝てしまいました。


が、翌日も、その翌日も、毎晩毎晩ピヨピヨサンダルの音は続き、3日目。


「まぁ~た鳴ってる。親は何やって...」


気付きました。その異様さに。


時間は深夜0時を過ぎている。だが、聞こえてくるのはピヨピヨサンダルの音だけ。


毎晩毎晩同じ時間、こんな深夜にこどもが一人で出歩くか?


気付いた時、背筋がぞっとしました。


虐待児の可能性も捨てきれないけれど、私はこの時直感で人ではない事を感じていました。


けれど、万が一もあるので、そっと窓に近付き、カーテンの隙間から外を覗いてみました。


無論、気配を殺して。なるべく何も考えないようただ見る。


「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている」ニーチェ


とは意味が違いますがw


あちらを見るとき、あちらもこちらを見ている


のはこの時すでに知っていましたから、安全の為にw実在の、人の子であれば助けますが、人外であれば、なるべく関わりたくなかったので(; ̄ー ̄A


「何か」が居ました。


街灯の下に。白い何者かが。


波長を合わせないようにしていたせいか、その時の私には靄の塊のようにしか見えませんでした。人型ではないですが、白い靄が固まって、街灯の下に存在していました。


その何かは、こちらには気付かないようでした。


正体を確認した私は、あまり意識を向けないようにしつつ、静かに布団に戻り、その日は眠りました。


翌日、昼間に向かいの家の奥さんと鉢合わせたので、私は話しかけてみることにしました。音ははっきり聞こえていたので、もしかしたら奧さんも聞いているかもと思ったのです。


「最近夜中に変な音がしませんか?」


奧さんは驚いたような表情で「アレですよね?」


「ピヨピヨサンダル」


ハモりましたw


そこで、堰を切ったように奧さんが語りだしました。


どうやら、奧さんの息子さんがとても視える子で、あの白い靄は少女であること。その少女は息子さんが気に入ったのか、毎晩「遊ぼう」と、街灯の下から話しかけてきていたこと。


それに怯えて、息子さんが一人では眠れなくなっていたこと。


奧さん自身も感の強い方なのですが、今まで他に話せる相手がおらず不安だったようで、今回私と話せた事を喜んでくれました。


が、私は霊能者ではないので(;´-`)


けして返事をしない事、無視してもしつこいようなら信頼出来そうな霊能者に相談する事、という簡単なアドバイスしか出来ませんでした。


色々やりようはあったかもしれませんが、私のような素人が下手に手を出して悪化させてはまずいと思ったので。また、印や真言など、得度していない私が教えるのは越法罪に当たりますし...一番は本人の気力ですからw


その後も数日深夜0時の少女は現れていたようですが、お盆も終わる頃。


諦めたのか、滞在期間が切れて何かに強制送還されたのかは分かりませんが、ピヨピヨサンダルの音は聞こえなくなりました。


翌年も、その翌年も。二度と現れることはありませんでした。


同情はしませんが、なんだか少し切ない話ですねぇ。


たった一人で、誰にも気付かれず、ただ同じ場所を巡る幼い少女。


彼女があちらに無事戻れたなら、彼女の家族と再会し、幸せに笑えているといいなぁと、なんとなく、思ってしまいます。


あ、信じる信じないはあなた次第ですw